島根県教育委員会は2月3日、令和8年度(令和7年度=2025年実施)島根県公立学校教員採用候補者「特別選考試験」の実施要項を公表した。
島根県の特別選考試験は、30〜40歳代の中堅層の不足等を踏まえ、即戦力となる人材を確保するために、他県の正規現職教員と島根県を含む県内外の正規教員経験者を対象に、面接による選考を行うもので、募集区分は小学校、中学校(全教科)、高等学校(国語、地理歴史および公民、数学、理科(物理・化学・生物)、英語、芸術(音楽・美術)、保健体育、家庭、情報、商業、農業〈食品・園芸・土木〉、工業〈電気・機械〉、水産〈漁業・機関・製造〉)、特別支援学校(小学部、中学部〈技術〉、中学・高等部〈国語、社会及び地理歴史、数学、理科、英語、音楽、美術、保健体育、家庭〉、高等部〈情報〉)となっている。今回の試験から高等学校の募集教科が大幅に拡大されている。
校種別の募集人数は小学校が40名程度、中学校が36名程度(美術・技術・家庭は各教科で5名程度、その他の教科は各教科3名程度)、高校と特別支援学校でそれぞれ10名程度としている。
出願資格・条件については、昭和41(1966)年4月2日以降に生まれた者で、他県の正規現職教員については、島根県外の国公立学校に正規採用(任期付採用を除く)の教員として、令和8年3月末現在で通算3年(36月)以上(休職、育児休業等の期間を除く)の勤務経験があり、出願する区分について正規採用の教員としての勤務経験があること。正規教員経験者については、過去10年以内(平成27(2015)年4月1日〜令和7年3月31日)に、島根県内外の国公立学校で正規採用の教員として通算3年(36月)以上の勤務経験があり、出願する区分について正規採用の教員としての勤務経験があること、となっている。
出願期間は2月10日(月)9時から3月31日(月)17時までで、「島根県教員採用試験受験等申込みシステム」を用いた電子申請による出願となる。なお、別途郵送による提出書類の提出(4月11日〈金〉必着)も必要となる。
試験日は5月4日(日・祝)で、会場は松江会場(島根県職員会館)で実施、試験内容は個人面接(40分程度の面接を2回実施〈「場面指導」含む〉)を実施する。
結果の通知は5月16日(金)に受験者に文書で通知するほか、合格者の受験番号を島根県教育委員会のホームページに掲載する。
なお、特別選考試験の合格者は令和8年度の島根県公立学校教員採用候補者名簿に登載されるが、本人の希望と欠員の状況によっては令和7年度途中に採用する場合もあるとしている。
島根県教育委員会・令和8年度島根県公立学校教員採用候補者選考試験(特別選考)実施要項(PDF)
https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/syokuin/saiyou/saiyou_info_tchr/tokubetu_senkou.data/R8tokubetu_youkou.pdf
※一般選考試験の実施要項は2月5日(水)公表の予定。
島根県報道発表資料・令和8年度(令和7年度実施)島根県公立学校教員採用候補者「特別選考試験」の実施について(PDF)
https://www3.pref.shimane.jp/houdou/uploads/163075/144851/e5fa769d56db66427a5e320ac97668e1.pdf
島根県教員採用情報提供サイト「しまねの先生ナビ」
https://www.shimane-kyoinsaiyo.com