例年、2~3月にかけて多くの自治体から教員採用試験の「実施要項」が公表されます。それとほぼ時を同じくして、願書(志願書・エントリーシート)の受付も始まります。今年度は試験の実施時期がさらに早まる可能性があり、自治体の中には1月から願書の申込受付がスタートするところもありそうです。早めに準備を進めましょう。
教員採用試験は民間企業の就職活動と違い、書類審査がありません。だからといって、適当に書いてはいけません。願書は面接試験で活用されるため、うまくつくっておけば面接がスムーズに運び、合格をぐっと手繰り寄せることができるからです。本特集では、そんな“合格願書”のつくり方について、具体的な手順や手本を示していきたいと思います。
まずは受験自治体の願書を確認しよう!
教員採用試験の願書は、自治体によって異なります。記入内容もさまざまで、志望動機と自己PRの両方を記入するところもあれば、志望動機だけを記入するところもあります。また、最近では電子申請で受け付けている自治体も少なくありません。受験自治体のWebサイトなどで、事前に確認しておくようにしましょう。