大分県教育委員会は4月1日、令和8年度(令和7年=2025年実施)大分県公立学校教員採用選考試験の実施要項を発表した。
大分県の1次試験(今回から実施する大学3年に在籍する者の受験を含む)は6月16日(日)に実施。2次試験は8月1日(金)〜9日(土)の間の指定日に行う。
1次試験については大分県内のほか、これまでの大阪会場(國民會館=大阪市中央区)に加え、東京会場(TKP東京駅カンファレンスセンター=東京都中央区)、福岡会場(天神ビル本館=福岡市中央区)でも実施する(※ただし一般選考および特別選考Ⅰ〈障害者特別選考〉のうち小中連携教諭および中学校、高校の「英語」については大分会場のみの実施)。
結果の発表は、1次(大学3年に在籍する者の受験を含む(※))が7月15日(火)、2次が8月29日(金)に行われる。
※大学3年に在籍する者の1次試験合格者については、各試験区分における他の一般選考受験者の合格ライン以上の成績の者を合格者とする。
出願は電子申請での受け付けとなり、期間は4月7日(月)9時〜5月7日(水)17時15分までとなる(※別途、特別選考に関する提出書類は出願期間中〈特別選考Ⅲ(スペシャリスト特別選考)は4月30日まで、それ以外は5月7日まで〉に郵送にて提出する)。
ただし、東京・大阪・福岡の各会場での受験については先着順の受付となり、各会場の収容人数に達した場合は出願期間内でも受付を締め切る。
今年度の採用予定者数(一般選考)は、小学校170名(前年度採用予定者160名)、小中連携10名(同10名)、中学校120名(同110名)、高校68名(同61名)、特別支援学校53名(同53名)、養護教諭10名(同10名)、栄養教諭2名(同1名)で、合計では前年度の405名より28名増となる433名。小学校、中学校、高校、栄養教諭で前年度より増え、他の校種も前年度と同数としている。
また、特別選考(障がい者、社会人、スペシャリスト、他県教諭、元県内正規教諭、教職大学院修了〈予定〉者)での採用予定者(合計)も前年度の91名から9名増となり、100名としている。
なお、他県教諭特別選考の合格者数が採用予定者数に満たなかった場合や、一般選考で受験者がいない試験区分(教科、科目等)があった場合には、それぞれ「秋選考試験」として追加募集を行う(秋選考を実施する場合の実施要項は9月下旬ごろ発表予定)。
※大分県の今年度試験での主な変更点についてはこちらの記事を参照。
大分県教育委員会・令和8年度大分県公立学校教員採用選考試験実施要項(PDF)
https://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/2238443.pdf
大分県教育委員会・令和8年度大分県公立学校教員採用選考試験(令和6年度実施)
https://www.pref.oita.jp/site/kyoiku/r8oita-kyoinsaiyo.html