神奈川県 1次試験合格者を発表。大学3年生等早期チャレンジ選考は494名が合格

神奈川県教育委員会は7月24日、令和7年度実施 神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験[夏期試験]の第1次試験選考結果発表及び実施状況等について公表した。

神奈川県の教員採用試験の1次試験は7月6日(日)に行われ、令和8年度採用予定者では3,499名の応募者のうち3,042名が受験し、2,110名が合格。
また、今回の試験から実施した「大学3年生等早期チャレンジ選考」(1次試験のうち「一般教養・教職専門試験」を受験)では応募者564名のうち505名が受験し494名が合格(選考通過者)となった(※大学3年生等早期チャレンジ選考は、受験区分(校種・教科等)の指定を行わずに実施)。

受験区分別の1次合格者数(令和8年度採用予定者)は小学校441名(応募者554名、受験者484名)、中学校491名(応募者838名、受験者736名)、高校776名(応募者1,414名、受験者1,217名)、特別支援学校292名(応募者335名、受験者297名)、養護教諭83名(応募者277名、受験者238名)、栄養教諭27名(応募者81名、受験者70名)となっている。
また、1次試験の受験倍率(受験者数/採用予定者数)は全校種合計で2.8倍(前年度3.0倍)。合格倍率(受験者数/1次合格者数)は全校種合計で1.4倍(前年度1.4倍)となった。
区分別の受験倍率は小学校1.9倍(前年度2.3倍)、中学校2.5倍(前年度2.9倍)、高校3.6倍(前年度3.5倍)、特別支援学校1.7倍(前年度1.8倍)、養護教諭9.5倍(前年度9.2倍)、栄養教諭14.0倍(前年度実施なし)。区分別の合格倍率は小学校1.1倍(前年度1.1倍)、中学校1.5倍(前年度1.9倍)、高校1.6倍(前年度1.5倍)、特別支援学校1.0倍(前年度1.1倍)、養護教諭2.9倍(前年度2.5倍)、栄養教諭2.6倍(前年度実施なし)となっている。

神奈川県の教員採用試験はこの後、2次試験が8月4日(月)〜13日(水)の間に面接試験(個人面接・模擬授業)が行われるほか、一部教科では8月11日(月)~18日(月)の間の指定日に実技試験を実施。合格発表は9月18日(木)を予定している。
また、大学3年生等早期チャレンジ選考の通過者は、大学4年生で受験する来年(令和8〈2026〉年度)実施の夏期試験の1次試験では、受験区分(校種・教科等)を指定した上で教科専門試験(専門教養)及び論文試験(2次試験扱い)を受験する。

神奈川県教育委員会・令和7年度実施 神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験[夏期試験] 第1次試験の選考結果及び実施状況等について
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/y4g/cnt/f7272/20250724/1.html

神奈川県教育委員会・令和7年度実施 神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験[夏期試験]第2次試験面接等日程の予定について
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/y4g/cnt/f7272/20240417/11.html