こちらでは、2024年12月~2025年1月にかけて『教セミ』で実施した「教採試験合格者アンケート」の中から「学習編」の結果を見ていきます。
受験勉強を開始する時期、学習方法は人によりさまざまだと思いますが、調査結果を参考に、自分に合ったものを取り入れて、ラスト2カ月・直前期を乗り切り、本番に自信をもって臨んでいただければと思います。
Q. 試験勉強を始めた時期は?

試験1年前~半年前から始める人が37%に対し、半年前~2カ月前くらいまでに始める人は44%と少し多め。中には、1カ月前からという強者も! 下の学習法のタイプも開始時期におおよそ比例している印象!
Q. どのタイプの学習法?

半数には満たないが、直前期に集中して勉強する人たちも多め。
Q. 試験直前期の平均勉強時間は?

4~5時間が一番多い! 次いで2時間未満。コツコツ堅実型は、特に直前期に焦ることもなく、1年通して計画的に勉強を進めているということも考えられます。
Q. 使った参考書・問題数の数は?

取材をしていても、問題集や参考書は数冊に絞った方がよいという意見が多いです。アンケートでも、3~5冊が一番多く、次に1~2冊が続きます。数冊の問題集や参考書を何回かまわしていると考えられます。
【合格者おすすめの参考書や問題集】
『教員養成セミナー』(時事通信社)
『教職教養の過去問』(時事通信社)
『全国まるごと過去問問題集』(協同出版)
自治体別の過去問
『教職教養の要点理解』(時事通信社)
『教職教養の演習問題』(時事通信社)
『教員採用試験対策 セサミノート』(東京アカデミー)
大学教職センターのプリント
中学・高校時代に使っていた教科書(専門教養)
一問一答系の問題集など
Q. 試験直前期の学習スタイルは?

Q. 試験直前期に一番力を入れていた対策・その理由は?

直前期は、まず1次試験を突破しないと2次試験には進めないということもあり、筆記試験対策がやや多めの印象。
【筆記試験対策にした理由】
・筆記の難易度が高く、1次試験を突破しなければ2次試験に進めないため。
・筆記でできるだけ点数を稼ぎたかったので。
・点数がはっきりと出るから。
・1次試験の筆記に合格してから、2次試験の面接や論作文対策をすればよいと考えていたから。
・すべて記述式であり、1次試験の範囲が広かったため。
・大学3年生受験は、教職・専門教養しかなかったので。
・前倒し試験(特別検査)が12月にあり、そこで合格することが本試験に向けての大きなアドバンテージになると考えたから。
・1次試験の筆記の点数が一番大きく差がつくと考えたため。
【面接試験対策にした理由】
・人物重視の面接だったので、短い時間で少しでも自分という人間を知ってもらいたくて。
・話すことが苦手だったので慣れるため。
・面接重視の自治体のうえ、中学校志望で倍率も高かったため。
・面接が複数回行われる自治体であったため。
・所属していた教職自主ゼミで仲間たちと練習すればするほど成長していく実感が得られたため。
・面接対策をする上で、自分の考えを整理すること、自己分析をすることで論作文対策にもなり、質問に対して考えを深めていくために用語も調べるので筆記試験対策にもつながる。
・模擬授業があったので、事前の準備が相当必要だと思っていたから。
・試験中に答えを考える時間が一番短いのが面接試験であったため、頭の回転を速くするために力を入れた。
・筆記はできると確信していたので、教採独特の質問と対応を身に付けた方が効率的だと考えたため。
・現場に出たときにチームワークが必要になるから。
・自分の教員になりたいという強い思いを自分の中で明確にしておくため。
【論作文対策にした理由】
・大学推薦で1次試験免除だったので、2次試験で最も自信がなかった論作文に注力した。
・苦手だったため。
・文章の書き方や内容をインプット、アウトプットすることにはそれなりに時間がかかるため。
・今まで書いたことがまったくなかったため。
【実技試験対策にした理由】
・面接や論作文は普段の仕事のことを話せば大丈夫だと思ったが、実技については不安があったため。
・体育専攻なので、基本技術は抑えて臨もうと思ったため。
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