攻略ガイド8:どのような準備が必要?(後編:面接試験・実技試験)

教採に臨むにあたり、どのような準備が必要なのでしょうか。筆記試験、論作文試験、面接試験などについて、基本的な対策法を紹介していきます。ここでは「面接試験」「実技試験」「適性検査」を取り上げます(「筆記試験」「論作文試験」の対策法はコチラ)。

その③ 面接試験対策

A 個人面接・集団面接
面接試験対策は、とにかく模擬面接を繰り返すことが大切です。「たかが面接。聞かれたことに答えるだけ」なんて考えていたら、のちのち後悔することになります。なるべく早い時期から練習を重ね、少しずつ自身の教育観や持論を固めていきながら、回答を磨き上げていきましょう。面接練習の総量が、本番での自信と落ち着きにつながります。

B 模擬授業・集団討論・場面指導対策
模擬授業、集団討論、場面指導の対策の流れは、いずれも下のフローチャートの通りです。面接形式は自治体によって異なるので、必ず最初に確認をしておくようにしましょう。その上で、それぞれ実施上のポイント等を確認し、練習を重ねます。練習は、友人と一緒にして互いにフィードバックをしたり、動画を撮影して確認をしたりして改善点を確認するようにしましょう。

その④ 実技試験対策

実技試験がある校種・教科は限られていますが、ある場合は早めの対策を心掛けましょう。また、技能的なものは、早い段階で仕上がったとしても、ブランクが生じると鈍る可能性があります。本番までに、合間を見ながら対策を続けるようにしてください。

教採対策は時事通信社の教材で!!

先に紹介した問題集や参考書の他にも、時事通信社ではさまざまな教材をご用意しています。
必要に応じて、ご活用ください。

「じぶんゼミ」


筆記試験合格に必要な教材+情報をすべて集めた「合格ワンパック講座」と「論作文講座」で構成される通信教育教材です。

模擬試験


筆記試験や論作文試験の模擬試験。自宅で受験して、その成績分析等はWeb上で確認することができます。

※「学内模擬試験」として大学で実施している場合もあります。


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新しい『KYOUSEMI』の最初の特集は、2026年実施試験に向けての「教採」攻略法! 教採って何? 対策はどうすればよい? などなど、これから教採の勉強を始めるみなさんが知りたいこと、必ず知っておいてほしいことをギュッと詰めた「教採」攻略のための完全ガイドです。また、気になる教採「共同実施」についても、文科省の方に現在の状況を伺いました。ぜひお手にとってご覧ください。